「いだてん」田畑政治役の阿部サダヲ、田畑の息子・和宏さんと対面!

NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜午後8:00ほか)の収録舞台となっている野外型ロケ施設「ワープステーション江戸」の大正・昭和セット一般公開のオープニング・セレモニーが行われ、同作の後半の主役である田畑政治役を演じる阿部サダヲがスペシャルゲストとして登場した。

近現代の建物が再現されたオープンセットで連日撮影をしている阿部は「路面電車が走ってたり、当時の銀座が忠実に再現されていてタイムスリップしたみたい」と絶賛し、「ワープステーション江戸」のある茨城県の魅力度ランキングが最下位であることに対し、「なんで茨城が最下位なんですかね? 分からないです」と首をかしげた。また、撮影中のエピソードとして、「1964年の東京オリンピックが来る前に首都高速を作っている最中の時代の話なんですけど、ドラマの中で道路工事をしている人たちが、実際に道路工事の仕事をしている方たちで、そこまでこだわってやってるんです。誰にも分からないですけどね」と明かし、会場の笑いを誘った。

さらに、自身が演じる田畑について「『信じられない、本当なんですか?』っていうエピソードばっかりなんです。車が渋滞していることが我慢ができなくて、前の車を押しに行ったり、料亭でご飯食べた帰りに100%近く靴を間違えて履いて帰るっていう人らしいんですよ。『うそだろ』っていうことがたくさんあるけど、とても魅力のある方なのでやっていて楽しいです」と話した。その後に登壇した田畑の息子・和宏さんから「阿部さんが言ったことは『全部うそです!』と言いたいところですが、8割方当たっています」と冗談を言われ、阿部が慌てる一幕も。その後、田畑のさまざまな“せっかち”エピソードを聞いた阿部は「実際、こういう話を聞くことはなかったので、うれしいです」と語った。

【「ワープステーション江戸」施設公開情報】


●公開時間/午前9:30~午後4:00
●定休日/毎週月曜(月曜が祝日の場合は翌日)
●入場料/大人(高校生以上)個人500円、団体400円・小人(中学生以下)個人400円、団体200円

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