萩本欽一&香取慎吾の「仮装大賞」が40周年!「慎吾が鮮度をくれた」

日本テレビ系で2月2日放送の「欽ちゃん&香取慎吾の第96回全日本仮装大賞」(午後7:00)の囲み取材が行われ、司会の萩本欽一、香取慎吾が出席した。1979年にスタートし、今年で40周年を迎える長寿番組となった理由について、萩本は「主役が出演者だということ。歳をとらないことが、番組が長く続いた秘訣(ひけつ)でしょうね。途中(2002年)から慎吾も加わって鮮度をくれた」と明かすと、香取も「40年続いた秘訣は、17年前に僕が入ったから」と冗談交じりにアピールした。

同番組は一般視聴者が参加して仮装を競うバラエティー。今回は3620組が応募し、予選を勝ち抜いた35組が番組で仮装を披露して、優勝賞金100万円の獲得を目指す。

02年から萩本と共に司会を務める香取は「最初は1回だけだと思っていたが、『次も』と言われて、そうしたら17年もやらせてもらった」と振り返ると、萩本は「支えたのは慎吾だよ」と感謝しつつ、「最初の5年くらいは驚くほど気を使われて不愉快だった。だからわざと遅れて行って、『先には出ていかないからな。慎吾やってこいよ』と言ってね。それからだんだんしゃべるようになった。いいやつと付き合った感じ」と徐々に信頼し合う仲になっていったことも告白。

一方、香取も「やはり欽ちゃん(の存在)。秘訣は欽ちゃんがいつまでも元気でいてくれること。何年か前に、欽ちゃんちょっと危なそうだなという時期もあって」と存続が危ぶまれた時期があったことも明かし、「でも、その後に急激に元気になって、これはまだ死なないなと。あと4回で100回ですよ。本当に欽ちゃんが危なかったら1年に4回やりましょう」と100回の節目を目指す姿勢を見せた。

今回は過去最多18組が不合格となる波乱の展開となり、香取は「出場者の皆さんを応援する立場なので、厳しくなって応援のしがいがあります」と見どころを明かすと、萩本も「厳しくなったので、特別賞を取った人が珍しく泣いていた。落ちる人が多かったからこそ、喜びが倍増するし、何度落ちても出続けてくれる人が番組を支えてくれている。ありがたいことです」と訴えていた。

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