レアルはソシエダ戦の敗北から変わったのか S・ラモスが求めた話し合い

エスパニョールを撃破したレアル photo/Getty Images

27日にエスパニョールと対戦したレアル・マドリードは、カリム・ベンゼマやガレス・ベイルの得点で4-2の勝利を収めた。2失点、ラファエル・ヴァランの退場など全てが完璧というわけではないが、レアルは徐々に立ち直りつつある。

状況が変わり始めたのは、0-2で敗れた6日のレアル・ソシエダ戦だ。前半早々に失点を許す苦しい展開となってしまい、レアルはホームで敗れてしまった。スペイン『MARCA』によると、この敗戦後にDFセルヒオ・ラモスがチームミーティングを開くことを提案。全てのゲームをファイナルのつもりでインテンシティを高くして戦う意志をチームメイトと共有したのだ。

このインテンシティというワードは、指揮官サンディアゴ・ソラーリが会見などでよく口にしている言葉だ。エスパニョール戦の前にもソラーリは過去数試合のインテンシティを保つ必要があると語っており、選手たちの意識が変わり始めているのは間違いない。

そこからは3バックで守備を固めてレアル・ベティスから勝利をもぎ取ったり、セビージャを2-0で撃破したりと結果を掴んでいる。気持ちを切り替えるのに少しばかり時間がかかってしまったが、後半戦のレアルは本来の強さを見せてくれるのではないか。リーグ戦では2月3日にアラベス戦を挟み、9日にアトレティコ・マドリードとのダービーマッチを控えている。ここでそのインテンシティをどこまで見せられるのか、注目だ。

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