極寒が磨く白、きめ細かく 凍りこんにゃく作りピーク

©株式会社神戸新聞社

1カ月半以上かけて自然乾燥させる凍りこんにゃく=兵庫県多可町加美区丹治

 極寒期に取り組まれる凍りこんにゃく作りが、兵庫県多可町加美区丹治の畑中義和商店で最盛期を迎えている。1887年創業。伝統製法を受け継ぎ、冷凍と解凍を繰り返したこんにゃくを天日漂白し、自然乾燥させる作業を進めている。

 同町内ではかつて400軒以上が製造していたが、現在は同商店のみ。洗顔用スポンジ「つやの玉」は無添加で洗顔料の要らないきめ細やかな繊維とあって、敏感肌の人や赤ちゃんのいる家庭など国内各地に愛用者を持つ。昨年は全国の地域特産品のコンテストで最高賞も受けた。

 5代目藤原尚嗣さん(27)は、糸でつるしたこんにゃくを一つ一つ触りながら、汚れや縮みがないか点検。生産は3月下旬まで続く。同商店TEL0795・36・1282 (長嶺麻子)