外交演説「河野カラー」前面に 国会・英語教育改革を力説

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 河野太郎外相(衆院神奈川15区)は28日の外交演説で、「国際社会で日本への支持を獲得するためには、トップセールスが欠かせない」と強調。外相就任から約1年半で延べ94カ国・地域を訪問した実績を挙げ、「どの国も取り残さない精神で、身を粉にして職務に努める」と決意を述べた。

 20分超の演説は「河野カラー」を前面に押し出した。従来から主張してきた海外出張の効率化をはじめ、外務省の働き方改革など持論を展開。「職員の残業時間は大変深刻で、この状況が続けば優秀な人材が集まらない。立法府にも理解を」と述べ、質疑での長時間拘束などを念頭に国会改革の必要性もにじませた。

 また国際社会での日本人活躍に期待を示した上で、「日本で高等教育を受けても英語ができるようにならないことが障壁になっている」と指摘。所管外の文部科学行政にも踏み込み、「英語教育の抜本的な改革が急務」と主張した。

 この日も歯に衣(きぬ)着せぬ“河野節”は健在。野党席からもやじや拍手が飛び交い、「ポスト安倍」に名前が挙がる存在感をアピールした。

河野太郎氏