対米交渉に金正恩氏直属の部下

人道支援、制裁解除を要求

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17日、北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長(右)に同行し、米国へ向け出発するキム・ヒョクチョル氏=北京国際空港(共同)

 【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長とトランプ米大統領の再会談に向けて、北朝鮮側が米朝実務協議の責任者に任命した人物が金正恩氏直属の国務委員会所属であることが、28日分かった。複数の外交筋が明らかにした。北朝鮮側は実務協議で人道支援や制裁解除を要求。金正恩氏は、直属の部下を投入してトップダウンで交渉を進める構えで、米朝が2月下旬開催を目指す再会談へ駆け引きが本格化しそうだ。

 米側は制裁解除には応じず、関係改善措置を打診。ただ北朝鮮側は具体的な非核化措置には踏み込まない姿勢のままで、非核化進展への道筋をつけられるかどうかは不透明だ。