AI活用し除雪やごみ収集作業効率化 札幌市、新年度から研究着手

©株式会社北海道新聞社

 札幌市は新年度から、人工知能(AI)システムを活用し、除雪やごみ収集の業務効率化に乗り出す。人手不足の中、業務効率化は市にとっては最重要課題で、無駄のないルートづくりなどを検討する考え。AI研究の第一人者、札幌市立大の中島秀之学長と3年間かけて調査・研究する。

 新年度の一般会計予算案に事業費3500万円を計上した。

 市の除雪費は働き手不足で労働単価が上昇しており、2009年度の151億円から18年度は207億円と1.4倍に膨張。1人乗り除雪車を順次導入するなど除雪費の圧縮を目指している。AIを導入し除排雪の回数やルートの在り方などを分析し、総費用を抑えつつ、市民の満足度も高めたい考えだ。ごみ収集もルートや収集日の見直しなどを含めて検討し、事業費減を図れないか調べる。将来的な目標として、ごみ収集車や除雪車の自動走行も見据え、研究する予定だ。