大好きな馬と一緒に勝つ 吉越奏詞選手(馬術)

技の正確さや演技の美しさを競う馬術の吉越奏詞選手が登場。

18歳ながら、18年世界選手権は個人8位、フリースタイル種目で6位に入賞した期待の星だ。

00年、先天性の脳性まひで右手と両足が不自由となって医師からは「歩けないかもしれない」と言われた。

生後半年で母に連れられて来たリハビリテーションで馬と出会った。乗馬体験や馬とのふれあいを通じて、精神機能と運動機能を向上させるホースセラピーに取り組んだ。幼い頃は右半身を動かす事も困難だったが、次第に回復して歩けるようになった。

20年東京パラリンピックが決まり、「正確さ」と「美しさ」を競う「馬場馬術」があることを知って競技を始めた。

目標は日本人初の金メダル。課題は馬のことをもっと知ること。馬を理解し、乗り手の気持ちを馬に理解させることが勝利につながる。

20年東京へ、人馬一体となって駆けていく。


吉越奏詞選手(馬術)

吉越奏詞(よしごえ・そうし)

2000年8月7日生まれ 18歳 東京都出身

東京障害者乗馬協会所属 クラス:グレードⅡ

私立日出高校を3月に卒業、今春から日本体育大へ。

15年全国障がい者馬術大会初出場で優勝。16年東京馬術大会優勝。17年3月パラ馬場馬術大会、同年8月パラ馬場馬術大会総合優勝。

18年世界選手権は個人8位、フリースタイル種目で6位。

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