決まらないキンブレルの去就 条件次第でツインズ参戦も

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同地区に絶対王者のインディアンスが君臨するなか、ツインズは簡単に地区優勝を勝ち取れるとは考えていない。しかし、その一方で今オフはネルソン・クルーズらを獲得するなど、地区優勝やポストシーズン進出を諦めていないのも事実である。そうした状況を踏まえ、ジ・アスレチックのダン・ヘイズは、クレイグ・キンブレルの市場が冷め切った状態を維持し、価格が下がるようであれば、ツインズにもキンブレル獲得のチャンスがあると考えているようだ。

ヘイズは、ツインズがキンブレルの要求する5~6年の長期大型契約ではなく、1年あたりの年俸を引き上げた形での短期契約でキンブレル獲得を実現させる可能性があると指摘する。「スプリング・トレーニングの開始まで残り2週間ほどとなり、ツインズにはまだペイロールに余裕があるし、9回を任せるリリーバーも固まっていない。キンブレルの獲得はツインズにとって、理想的なオフシーズンの締めくくりとなるだろう」とヘイズ。しかし、「キンブレル獲得はツインズに悪い話ではないものの、(キンブレルを活かすために)乗り越えなければならないハードルもある」とも語っている。

ツインズが今季再び優勝争いに加わるためには、昨季大きく期待を裏切ったバイロン・バクストンとミゲル・サノーの復調かつ大活躍が必須である。彼らが再び期待はずれのシーズンを送るようであれば、キンブレル獲得は無駄になる可能性が高く、これがキンブレル獲得を躊躇する要素となることが考えられる。また、キンブレルを短期契約で獲得するのであれば、1年あたりの年俸は2000万ドル近くになると見られ、これをどう見るかは評価の分かれるところだ。

また、ロッコ・バルデリ新監督は、現時点でクローザーを決めていないことを明言しているものの、チーム内にはトレバー・ヒルデンバーガー、アディソン・リード、テイラー・ロジャース、トレバー・メイ、ブレイク・パーカーと多くの候補がいる。つまり、ツインズは無理に大金を投じてキンブレルを獲得する必要がなく、結局のところ、ツインズがキンブレル獲得に乗り出すかどうかは価格次第と言えそうだ。