西武辻監督が箭弓神社参拝 絵馬に「連覇」今年は叶う? 昨年は「攻め勝つ」

箭弓神社で絵馬を掲げる西武・辻発彦監督【写真:安藤かなみ】

昨季は絵馬通りに圧倒的な攻撃力で10年ぶりリーグ優勝

 西武の辻発彦監督は29日、埼玉・東松山市にある「箭弓稲荷神社」を訪問した。10年ぶりのリーグ優勝を果たした昨年も同じ時期に訪れ、参拝後に「攻め勝つ」と書いた絵馬も奉納。その通りに“攻め勝って”優勝しており、今年は巨大なホームベース型の絵馬に「連覇」と力強くしたためて境内に掲げた。

「昨年は絵馬に書かせていただいて、願いが叶って優勝することができた。そのお礼と、今年もいいことがあるように」と参拝後に晴れやかに語った辻監督。現役時代も縁起を担いでいたと言い「生活リズムは一緒だったけど負けたら何かを変えていた。ランニングのコースを変えたりもしていたね」と懐かしんだ。

 昨年は絵馬通りに圧倒的な攻撃力でリーグ優勝し「今年も攻める気持ちは変わらない。それは野手も投手も持ち続けてほしい」と辻監督。境内には西武のリーグ優勝、日本一や選手の活躍を願う絵馬も多く飾られており、終始にこやかな表情を見せていた。また、この日の午前中に結婚を発表した高橋光成投手について「責任も出てくるし頑張れる。励みにしてほしい」と祝福のエールを送っていた。(安藤かなみ / Kanami Ando)

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