松岡充主演「絶唱サロメ」! 池田純矢が放つ「エン*ゲキ」シリーズ第4弾

俳優・池田純矢が自ら劇作・演出を担い、2015年に立ち上げた「エン*ゲキ」シリーズの第4弾となる舞台「絶唱サロメ」が、東京・紀伊國屋ホール、大阪・サンケイホールブリーゼにて10月に上演されることが決定した。

知性と感性、そして作品を体現する比類なき能力で果敢に新作に取り組んできた池田が、オスカー・ワイルドによって書かれた戯曲「サロメ」に着想を得て、かつてない世界観の舞台を創り上げる。主演はSOPHIAやMICHAELのボーカルで俳優としても活躍する松岡充。300人によるオーディションから抜てきされたのは、ミュージカル「アニー」で主演・アニー役を演じた豊原江理佳。

さらに舞台「刀剣乱舞」シリーズをはじめ、「七つの大罪」など数々の舞台で主演を務める注目の若手俳優の納谷健。俳優でありながら、「R-1ぐらんぷり2008」準優勝、さらにはダンサーとしても活躍するなどマルチな才能を発揮している小浦一優(芋洗坂係長)。声優・女優としてだけでなく「プリキュア」シリーズ主題歌など、アーティストとしても躍進する吉田仁美などが顔をそろえる。

池田は松岡と出会って以来、「どうしてもこの人を主人公に作品を描きたいと思っていた」と言い、今回の出演依頼も「僕は勝手に企画を立て、台本を書き、劇場を押さえ、松岡さんにオファーをしました。『松岡さんが断るならこの企画はお蔵入りです』と言って(笑)」と熱烈にアピール。当の松岡は「タイミング的にも口説かれ方においても、『やります』と言うしかない状態でした」と苦笑いで振り返る。

それでも松岡は「音楽デビューして今年で24年。俳優活動を始めてからでも17年になります。その間、さまざまな出会いがあり、いろんな経験をしてきたからこそ言えるんですが、池田純矢という人間の才能は、年齢やキャリアだけでは計れないものがあります。演者としても共演して注目せざるを得ないものがありました。それにクリエーターとしてもプロデューサーとしても面白いアイデアを持って実行している」と池田の才能を絶賛している。

今回の舞台については「純粋にやりたいことだけを詰めた、丸裸のような内容。同じアーティストとして非常に共感し、やりがいを感じました。純矢がやろうとしていることは、ある意味パンク。面白くなるはずです!」とアピールしている。

© 株式会社東京ニュース通信社