女性の脚盗撮の川崎市職員を懲戒処分 過去に痴漢で逮捕も

 川崎市は29日、盗撮行為をしたとして、建設緑政局の男性技術職員(42)を停職3カ月の懲戒処分とした。男性職員は同日付で依願退職した。

 市人事課によると、男性職員は昨年12月21日夕、藤沢市のディスカウントストアで、スマートフォンを使って無断で女性の脚などを動画撮影した、とされる。店員に見つかった後、藤沢署の取り調べを受け、盗撮行為を認めたという。

 男性職員は2017年7月、電車内で女性の下半身を触ったとして県迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで現行犯逮捕された。不起訴処分となったが、市は停職1カ月の懲戒処分にしていた。

川崎市役所

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