中村芝翫が襲名後ドラマ初主演! 人気刑事ドラマ「安積班」のハンチョウに

TBS系「月曜名作劇場」(月曜午後8:00)で2月25日放送の「今野敏サスペンス 警視庁東京湾臨海署~安積班」で、中村芝翫が襲名後ドラマ初主演することが分かった。“安積班”を率いる主人公の安積剛志を演じる芝翫は「芝翫を襲名してから初めてのドラマで演じさせていただくことは、まさにテレビ界での襲名披露だと考えております」とアピールしている。

ドラマは今野敏氏の人気小説「安積班シリーズ」の「潮流 東京湾臨海署安積班」を原作に、管内の運河で発生した殺人事件の犯人からの犯行声明を受け、安積が5年前に起きた忌まわしい事件とのつながりを感じて捜査に乗り出すストーリー。安積班の刑事役を原田龍二、林家たい平らが演じるほか、安積の上司役で宅麻伸が出演する。原作シリーズは、過去に佐々木蔵之介の主演で「ハンチョウ~神南署安積班~」(2009~11年)、「ハンチョウ~警視庁安積班~」(12~13年)と同系の連ドラで計6シリーズが放送されて人気を博した。

芝翫は「兎にも角にも今回はすごくうれしいです。16年10、11月東京の歌舞伎座で八代目中村芝翫を襲名させていただきましたが、前名の中村橋之助は歌舞伎役者の部分だけでなく、テレビで育まれた部分が多いと思っています」と役者としてテレビドラマで鍛えられてきたことを振り返り、「皆さんにもっと中村芝翫という名前を覚えていただきたいと願うのと同時に、安積剛志といったら僕の顔を思い浮かべていただけるように頑張ります」と自身の主演でのシリーズ化に期待していることも訴えている。

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