ハムの東大左腕、鷹の育成韋駄天ら…1軍キャンプ抜擢、パ球団期待の若手は?

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日本ハム・宮台康平【写真:荒川祐史】

西武は山田&金子一の“ポスト浅村”コンビに期待

 2019年がスタートして、早くも1か月が経とうとしている。2月1日のキャンプインも、もう目前。ついに球春到来となる。

 キャンプインを控え、各球団からはキャンプメンバーの組分けが発表されている。期待のルーキーで1軍キャンプに抜擢された選手、残念ながら1軍キャンプから漏れて2軍から巻き返しを図ることになった選手と、それぞれの境遇は様々だ。

 ファンにとって胸躍る野球の季節。では、キャンプを目前に控え、ドラフトで指名されたルーキーたち以外に、各球団で1軍キャンプに抜擢された期待の若手をピックアップしてみよう。今回はパ・リーグ編だ。なお、ロッテはキャンプ初日、2日目に紅白戦を実施しメンバーを振り分ける予定。

○西武
・山田遥楓内野手
 2014年のドラフト5位で入団し、5年目を迎える22歳。昨季1軍デビューを果たすと、14試合に出場し、9月19日の日本ハム戦ではプロ初安打を初本塁打で放った。パンチ力ある打撃が魅力で、FAで楽天へと移籍した浅村の後継者候補の1人として期待されている。
・金子一輝内野手
 2013年のドラフト4位で加入した23歳。昨季は5月22日のソフトバンク戦で1軍デビューし、その試合で初本塁打とセンセーショナルなデビューを飾った。ファームでも97試合に出場して経験を積んだ。山田と同様、浅村の流出で空いたポジションを狙う“ポスト浅村”の候補の1人だ。

○ソフトバンク
・谷川原健太捕手
 2015年のドラフト3位で入団した打撃が魅力の捕手。昨季は1軍昇格こそ果たしたものの、出場機会はなし。2軍では88試合に出場し、打率.268を記録。オフは柳田悠岐のもとに“弟子入り”し、武器であるバッティングに磨きをかけた。
・周東佑京内野手
 2017年の育成ドラフト2位で入団し、2年目の育成選手。50メートル5.7秒の快足を誇り、昨季、ファームで27盗塁を記録した。オフにはプエルトリコのウインターリーグにも派遣されており、チームからの期待は大きい。内野、外野どちらもこなせるのも魅力。まずは支配下昇格が目標だが、その可能性は十分にある韋駄天だ。

日ハム平沼やオリックス山崎颯らも1軍スタート

○日本ハム
・宮台康平投手
 2017年のドラフト7位で入団し、今季が2年目となる左腕。史上6人目の東大出身のプロ野球選手として注目された。昨季、8月23日のソフトバンク戦で1軍デビューを果たし、2軍でも12試合に登板している。アリゾナキャンプに抜擢され、今季は1軍での登板機会を増やしたい。
・平沼翔太内野手
 2015年のドラフト4位で入団した巧打の内野手。2017年に1軍デビューを果たし、昨季は7試合に出場。プロ初安打を含む3安打を放った。2軍では99試合に出場して経験を積み、打率.267を記録した。中島を脅かす遊撃手として期待される。

○オリックス
・山崎颯一郎投手
 2016年のドラフト6位で入団した20歳の右腕。昨季は2軍で20試合に登板し5勝7敗、防御率4.66の成績を残している。190センチの長身を生かした角度あるボールが武器。1軍登板実績はないが、3年目は1軍キャンプに抜擢された。
・西浦颯大外野手
 2017年のドラフト6位で入団し、2年目の今季1軍キャンプに抜擢された。昨季は2軍で49試合に出場し、打率.200。シーズン最終盤に1軍昇格を果たすと、プロ初先発で初安打も放った。恵まれた身体能力を誇る楽しみな19歳だ。

○楽天
・渡邊佑樹投手
 2017年のドラフト4位で入団した2年目左腕。ルーキーイヤーの昨季は2軍でも、わずか5試合の登板。9イニングで5四死球と制球に課題を残し、防御率9.00だった。1軍キャンプメンバーに名を連ねたが、まさに抜擢といえるのではないだろうか。
・堀内謙伍
 2015年ドラフト4位で入団した期待の4年目の捕手。昨季は1軍デビューを果たし、12試合に出場。10月に行われたU23ワールドカップに出場し、全試合でマスクを被った。昨季38試合に出場した山下が2軍スタートとなる中で1軍に抜擢され、期待の高さがうかがえる。(Full-Count編集部)