迫田孝也、地元・鹿児島の藩士役で「間違いなく財産に」。前園真聖はドラマ初出演

2月5日にKTS鹿児島テレビで放送されるKTS鹿児島テレビ開局50周年記念ドラマ「前田正名―龍馬が託した男―」(午後8:00、鹿児島ローカル)の完成披露試写会が鹿児島で行われ、鹿児島市出身でドラマ初主演の迫田孝也が参加した。

同作は薩摩藩士・前田正名が、坂本龍馬に託されて地方産業の振興に奮闘する姿を描く歴史ドラマで、迫田のほか、祖父が鹿児島出身の本仮屋ユイカ、去年いっぱいで休業宣言したピーターこと池畑慎之介が出演するほか、鹿児島サッカー界のレジェンドでタレントとして活躍する前園真聖がドラマ初出演。また、語りを吉岡秀隆が務める。

脚本は吉田紀子氏、音楽はNHK大河ドラマ「篤姫」(2008年)を手掛けた鹿児島市出身の吉俣良氏、監督は鹿児島・甑島の診療所医師をモデルにしたドラマ「Dr.コトー診療所」(03、06年/フジテレビ系)を手掛けたフジテレビのゼネラルディレクター・中江功氏が、地方局ドラマを初めて制作する。

200人が詰めかけた完成披露試写会で主演の迫田は「故郷・鹿児島を背負っているドラマで、役者人生の中で間違いなく財産となった。このドラマを通して、隠れた薩摩の偉人・前田正名という人物をたくさんの人に知ってもらいたい」とアピールした。

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