高橋克典=銀行の雑用係が悪を絶つ!! 痛快ミステリー第2弾の放送決定

テレビ朝日系では2月10日に、高橋克典が銀行の雑用係=庶務行員・多加賀主水を演じる銀行ミステリーの第2弾「庶務行員 多加賀主水が悪を断つ」(午後9:00)を放送する。

同ドラマは作家・江上剛氏の同名小説を原作に、ロビーで困っている客に対応したり、ATMの使い方を案内したりする庶務行員の主水が、持ち前の問題解決能力と正義感で、さまざまな悪に立ち向かっていく痛快下剋上作品。2017年10月放送の第1弾では、銀⾏の総務部⻑から極秘の依頼を受け、⽀店で連日発⽣している“1円消失事件”の捜査に当たったが、今作では「⽗親を銀⾏に殺された」と訴える小学⽣と出会った主⽔が、⼀家の再⽣のために奔⾛。調査を進めるうち、神社につるされた5円⽟に秘められた悲しい出来事、事件の背後に潜む巨悪を暴いていく。

第2弾の決定に高橋は、「引き続き多加賀主水のキャラクター作りができるのはうれしかったですね。前回の放送は日曜の朝だったので爽やかさを意識して演じたのですが、今回のオンエアは夜。刑事と銀行マンの間を行ったり来たりするようなキャラ作りを試みました」と喜びのコメント。

また、今作の物語の鍵を握る「父親を銀行に殺された」と訴える小学生・山崎大樹を演じる寺田心と4年ぶりの共演を果たす高橋。久しぶりの再会の印象を聞かれると、「ものすごく芝居がうまくなっていてビックリしました。以前は“子役の芝居”という感じがしたのですが、研究しているというか、一辺倒だった子役の演技から完全に抜け出た感じがしました。いや、末恐ろしいですよ(笑)。心はまだ10歳だけど中身は大人なので、『ちょっとお話していいですか?』とか『隣に座っていいですか?』とか言いながら、コミュニケーションを取りに来るんですよ。僕の息子と同い年なので、隣に座ってても全く違和感がなくて…和ませてもらいました(笑)」と天才子役の成長に舌を巻いた。

最後に高橋は「2時間ドラマが少なくなっている昨今ですが、事件の謎解きはもちろん、親子愛も描かれ、日本の2時間ドラマの王道を目指した作品です。ファンの皆さんがご覧になって懐かしさを覚えたり、ホッとした気持ちになってくださったらうれしいですね」と視聴者にメッセージを送った。

© 株式会社東京ニュース通信社