診察室で治療に乗じてわいせつ行為 元歯科医を再逮捕

 鶴見署は30日、準強制わいせつの疑いで、横浜市青葉区あざみ野4丁目の無職の男(29)=準強制わいせつ罪で起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、昨年12月1日午後2時ごろ、歯科医師として当時勤務していた鶴見大歯学部付属病院(同市鶴見区)の診察室で、同市の30代の女性会社員に、治療に乗じてわいせつな行為をした、としている。

 署によると、同容疑者は容疑を認め、「時間外診療で人の出入りが少なくなるので、わいせつな行為をしてしまった」との趣旨の供述をしているという。

 署は今月7日に、20代の女性患者に同様の行為をしたとして同容疑者を逮捕していた。「他の女性にもやった」と供述しているといい、署が捜査を進めている。同容疑者は今月22日に懲戒解雇された。

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