夏冬履き替え不要?! ミシュラン、ヨーロッパ生まれのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート」新発売

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日本ミシュランは、ドライ路面やウエット路面で高いグリップ性能を発揮し、さらに雪上でも十分な走行性能を備えた「クライメート」シリーズを2019年2月5日から発売すると発表した。このクロスクライメートは、「スタッドレスや一般的なオールシーズンタイヤを装着して夏タイヤ性能を犠牲にしたくない」、「突然の雪に慌てたくない」、「季節ごとにタイヤを交換することにストレスを感じる」といった非降雪地域のドライバーの要望に答えるハイパフォーマンスなオールシーズンタイヤだ。

コンパクトカーから大型SUV用サイズまでをラインアップ

ヨーロッパで開発された「クロスクライメート」シリーズは、はサマータイヤに求められるハンドリング性能や、ドライ路面、ウェット路面でのブレーキング性能を高い水準で満たしながら、急な降雪での雪上走行性能も可能にしたオールシーズンタイヤで、ミシュランがタイヤ開発に求める「すべての性能を追求し調和させた「ミシュラン・トータル・パフォーマンス」を具現化したタイヤだ。

発表会で登壇したポール・ペリニオ社長

トレッドパターンはV字パターンで、回転方向指定となっている。このセンターグルーブなしのV字パターンにより、舗装路での排水性と、降雪時の雪柱せん断力を両立させている。

V字パターン(左)と面取りされたブロック形状。ブロックには1本のサイプが刻まれている

またトレッドのブロック部のエッジ部分は面取りされ、ブロックに1本刻まれているサイプは3次元断面を持つサイプで、ドライ路面でのブロック剛性を高め、通常の夏タイヤに匹敵するハンドリング性能を備えている。

3次元サイプの断面形状(左)とM+S、スノーマーク表示

さらに、V字パターンであるにもかかわらず、夏タイヤのエナジーセーバー+よりパターンノイズが静粛で、ドライ路面でも夏タイヤと同等以上の快適性が確保されている。なお耐摩耗性も夏タイヤ以上のレベルで、同時に摩耗が進行しても雪上性能が確保できるようにサイプのショルダー部の形状は涙滴形状を採用している。

摩耗時を考慮したサイプ。ショルダー部は涙滴形状

コンパウンドは、乾燥した舗装路面から雪上路まで適合する専用のゴム配合としている。路面は、ドライの舗装路、ウエット路面、シャーベット状の降雪路、圧雪路面に適合する。なお「クロスクライメート」は、マッド&スノー(M+S)、スノーマークが刻印され、高速道路での冬用タイヤ規制もクリアできる。

高速道路、一般道における雪上路、ドライ路面を試乗した佐藤久実氏がインプレッションを語った

「クロスクライメート」は、非降雪地域でスタッドレスタイヤへの履き替えの手間や、夏季におけるスタッドレスタイヤの保管などの問題がなく、それでいて冬期の数日間の降雪に対応できる能力を備え通年で使用できる性能を持っている。ドライ路面では通常の夏タイヤと同等レベルの走りができ、まさにヨーロッパ型の高性能オールシーズンタイヤということができる。サイズは14インチから20インチの計78サイズ、価格はオープン価格。

日本ミシュラン公式サイト