「Mステ」サブMC・並木万里菜アナは「どちらかというと犬っぽくて、ちょっと男の子っぽい」?

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「Mステ」サブMC・並木万里菜アナは「どちらかというと犬っぽくて、ちょっと男の子っぽい」?

1986年にスタートし、生放送でのレギュラー番組として他の追随を許さない地位を確立している音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)。MCのタモリさんと共に番組を進行する“サブMC”は、1996年4月以降同局の女性アナウンサーが務めてきました。2018年10月から、下平さやかアナ、武内絵美アナ、堂真理子アナ、竹内由恵アナ、弘中綾香アナと受け継いできたバトンを、入社1年目の並木万里菜アナが受け取っています。就任が決まった時は「頭が真っ白になって、心臓が2~3秒止まった気がするくらい衝撃的でした」と語っていた並木アナ。初登場から4カ月経った現在はどんな心境なのか伺いました。さらに、番組ではあまり見ることのない並木アナの素顔にも迫り、テレビ朝日から直送便でお届け!

──「ミュージックステーション」のサブMCを担当していることについて、あらためてお気持ちをお聞かせください。

「昨年の10月から担当して4カ月ほど経ちますが、いまだに慣れないですね(笑)。慣れてもいけないと思いますし、最初の時の緊張感などは忘れないようにしないといけないなとは思っています」

──初登場の時のことは覚えていますか?

「覚えています! すごく緊張しました…。ただ、初登場の前日に同じスタジオでお披露目会見があって、アナウンス部の下平さんたち歴代の先輩方が勢ぞろいして。その時の方が緊張しました(笑)。会見では記者の方々がいらっしゃったので、それもあって緊張しましたね。初回の時は、現実のこととは思えなくてふわふわした気持ちで夢の中にいるような感覚で、実感もなかったです」

──それから4カ月やってきて、実感というのは出てきましたか?

「まだ地に足が着く感じではないのですが、数ミリずつは地面に近づいているのかなと感じています(笑)。手応えはまだありませんが、それを感じてしまったらダメだとも思うんです。番組の最後に、アーティストさんに30秒くらいで感想を聞くのですが、生放送で尺が流動的に変わるので、毎回その瞬間はドキドキします」

──放送を見た先輩方とは何かお話しされましたか?

「毎週、『Mステ』の講評を武内絵美さんがしてくださるのですが、『アーティストさんとタモリさんが楽しくお話しできるような潤滑油になるという役割でもあるので、視聴者の方がゲストの方のどんな姿やお話に興味があるかを考えてやってね』というお言葉をいただいています。あとは、『あまり考えすぎないで、その場の空気を大事に』というのもおっしゃっていただきました」

──ご覧になっているご家族からの反響もお聞かせください。

「両親は毎週生放送で見てくれていて、もちろん私が本番に臨んでいる間は携帯電話に触れないのですが、思ったことをすぐに送ってくれるみたいで、本番が終わったらメッセージが溜まっていますね(笑)。『手の位置はそこじゃない』とか『ワンテンポ遅い』とか、ズバズバと言ってくれます。『本番中は読めないよ』と言っても、手が動いてしまうみたいで。でも、『最初の頃よりは良くなっているんじゃない?』とは言ってもらいました」

──お友達からは何かありましたか?

「小学校の時の友達から久しぶりに連絡がきて、それがうれしかったです。しばらく会えていなかったのですが、『見てるよ』って言ってもらえるとすごくうれしいですし、励みにもなります」

──MCのタモリさんについても伺いますが、4カ月ご一緒して印象が変わった部分があれば教えてください。

「印象はまったく変わらないですね。小さい頃から見ていたあのままです。カメラが回っていないところでもタモリさんですし、回っているところでもそうですし、本当に表裏がなくて。隣にいてすごく安心します」

──緊張ではなくて安心なんですね?

「もちろん最初は緊張しましたが、でもやっぱり隣にいらっしゃると絶大なる安心感があります」

──お披露目の時はタモリさんからの「向上心はいらない。反省もしなくていい」という言葉の意味が分からないとおっしゃっていましたが、少しずつつかんできていますか?

「いえいえいえいえ、まだまだまだまだ(笑)。先輩に講評していただいて、『次はここに気を付けよう』と思ってOAに臨むので、まったく反省がないわけではないんです。でも、『さっき、かんじゃったな…』といった失敗を本番中に引きずってしまうと、それがまた次の失敗を生んでしまうので、本番中だけは反省しないようにしています。終わった後に大反省するようにして(笑)」

──サブMCとして番組を担当して発見したことなどを教えてください。

「すごく精巧に作り込まれている番組なのですが、ライブ感がしっかりと残っているというのはすごいなあって感じました。本番は進行表をスタジオに持って行かずに頭の中に入れて臨みますが、私の前任の弘中(綾香)さんから『覚えたことを言うのではなく、その場の空気を大切にしながら、生のライブ感というか自然なものを出すように心がけていた』とお話ししていただきました」

──他局でもいろいろな音楽番組がありますが、いろいろ見比べてもやはり「Mステ」は抜群に見えます。

「すごいですよね! 特番と違って、毎週生放送でレギュラー番組として続いているのは『Mステ』だけなので、技術さんたちの熟練された技を毎週見ることができます。年末は音楽番組が目白押しだったので、他局の番組を見て勉強したり、司会の仕方などを学びました」

──「Mステ」では、個性を発揮するということがあまりないとは思いますが、並木さんご自身はどんなキャラクターですか?

「私自身は体を動かすことが好きで、学生の時は人力車を引くアルバイトをしていたり、今は出勤前にジムに行ってトレーニングしてから出社したりしているので、元気ハツラツな方だと思いますね。周りからは『内緒話ができないような性格だよね』って言われますね(笑)。コソコソ話ができないというか。あとは、『どちらかいうと犬っぽい』とも言われます(笑)。『仮面ライダー』や『ウルトラマン』、『戦隊もの』が好きだったりするので、『ちょっと男の子っぽいね』って言われることもあります」

──アナウンス部ではどなたとよくお話しされますか?

「すごく仲良くさせていただいているのは、寺川俊平さん。『全日本大学駅伝』の取材で関わりがあって、それがきっかけで仲良くさせていただいていて。女性だと、林美沙希さんとよくお話します」

──休日の過ごし方や趣味なども教えてください。

「今一番の楽しみは、デッドリフトで50kgを10回挙げるっていうのを目標にやっていることです(笑)。それ以外だと、食べることが好きなので、同期の住田(紗里)と一緒においしいランチに行ったり、あとは、スポーツを見に行きますね。Bリーグや、シーズンに入ると野球を見に行きもします。仕事で関われていないジャンルのことを見に行ったりしたいというのは休日の過ごし方としてありますね」

──なるほど。2月1日のSPはテレビ朝日開局60周年記念特番ということですが、見どころをお聞かせください。

「嵐の皆さんをはじめ、テレビ朝日に関わってくださったアーティストの方々が出演されるので、そういう方々の曲を聴けるのが楽しみですね。あとは私が知らない頃の『Mステ』の映像や名シーンがギュギュっと詰まっているので、見ている方も『こんなシーンがあったんだ!?』と注目していただけたらなと思います」

──入社1年目の並木さんに語っていただくのも少し気が引けますが…(笑)、60周年ということについて何かぜひお言葉を。

「私はまだテレビ朝日の『テ』の字も知らないのでおこがましいのですが(笑)、まさに開局記念日の日にOAがあるので、私も映像を見ながらテレ朝のことを勉強しつつ、楽しみたいなと思います」

──ちなみにですが、今まで見てきたテレ朝の番組で思い出深いものは何ですか?

「『いきなり!黄金伝説』でよゐこさんが挑戦していた『1ヶ月1万円生活』は毎週見て楽しんでいました。“チネリ米”というのをお米代わりに小麦粉をチネって作ったりして、サバイバル感がすごく面白かったです」

──「Mステ」で印象に残っている回についても教えてください。

「記憶に残っているのはサザンオールスターズさんが活動を休止する時に、サザンだけの回(2008年8月8日放送)があって。それは衝撃的でした。『1組のアーティストだけで番組をというのがすごいなあ』って。両親がサザンの曲をドライブ中に流していたり、2人で話しているのを見て『すごいアーティストなんだな』って子どもながらに感じていました」

──では、最後に今後の展望についてお聞かせください。

「長期的な目標で言うと、アーティストさんとタモリさんの架け橋のような存在になりたいと思っています。身近な目標で言うと、生放送で毎週本番があるということのありがたさを実感しながら、毎回が挑戦だと思って、自分に何か目標を課して放送に臨みたいと思います」

──ありがとうございました!

【プロフィール】


並木万里菜(なみき まりな)
2018年4月テレビ朝日入社。同年10月19日より「ミュージックステーション」の10代目となるサブMCを務める。ほかに「お願い!ランキング」のリポーターも担当。

【番組情報】


「テレビ朝日開局60周年記念 ミュージックステーション 3時間SP」
テレビ朝日系
2月1日 午後7:00~9:48

「ミュージックステーション」
テレビ朝日系
金曜 午後8:00~8:54

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