「再飛来許さず」4団体が抗議文 厚木基地騒音問題

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 厚木基地(神奈川県大和市、綾瀬市)を使用する米海軍機の騒音問題で、厚木基地爆音防止期成同盟や第5次厚木基地爆音訴訟団など関連4団体約30人が31日、基地正面前で緊急要請行動を実施した。

 石郷岡忠男・爆同委員長は「昨年3月末、厚木基地から岩国基地(山口県)への空母艦載機移駐が完了したはずだが、1月に入ると連日のように飛来している。再飛来は許さない」などと訴え、基地司令官宛ての抗議文を手渡した。

 抗議文では「今回の移駐に伴って機体の整備・点検要員も岩国に移ったと理解している。整備・点検が受けられない厚木に飛来する戦闘機は事故の危険をはらんでいる」と指摘。昨年相次いだ米軍機事故の中間報告書提出やオスプレイの飛来中止も求めた。

 4団体は同日、防衛省南関東防衛局に対しても再飛来の実態把握を含めて同様の申し入れを行った。

 爆音訴訟調査研究センターによると、昨年12月5日に米空母ロナルド・レーガンが横須賀に帰港後、同14日~1月24日に9日間、日に2~4機の艦載機飛来を確認している。

厚木基地への移駐機再飛来などに抗議する住民団体=綾瀬市大上