【コッパ・イタリア】壮絶な激闘はPK戦の末ラツィオが勝利!ベスト4は強者がズラリ!

1月31日にコッパ・イタリア準々決勝が開催され、同大会優勝7回のインテルと優勝6回のラツィオがジュゼッペ・メアッツァで激闘を繰り広げた。

名門の意地とプライドを懸けた一戦は、序盤からがっぷり四つの展開となる。ラツィオの点取り屋チーロ・インモビーレが決定機を演出すれば、インテルも負けじとエースのマウロ・イカルディがゴール前で存在感を発揮。互いにシュートを打ちあった好ゲームは、90分では決着がつかず延長戦に突入する。

ハイテンションのまま両チームが延長戦に入ると、108分に遂にスコアが動き出す。インモビーレがフェリペ・カイセドと細かいパスワークを行い、ペナルティエリア中央で右足のシュート。DFに当たったボールはゴール左隅に吸い込まれ、ラツィオが先制点を決める。このままラツィオ勝利かに思われた延長後半アディショナルタイム、ダニーロ・タンブロージオがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でペナルティエリア内で倒されたと判定されインテルがPKを獲得。この最大のチャンスをイカルディが確実に決めて土壇場で同点に追い付き、決着はPK戦に委ねられた。

運命のPK戦では互いに一人ずつ外した状況で迎えた5人目、先攻インテルのラジャ・ナインゴランがGKに止められると、ラツィオのルーカス・レイバがゴール左に決めて勝負あり。死闘を制したラツィオが準決勝でACミランとの対戦が決定した。

準決勝の組み合わせは以下の通り※左が1stレグでホームのチーム

ACミラン vs ラツィオ
フィオレンティーナ vs アタランタ

死闘の末ラツィオが準決勝進出

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