カルナ駅東店建て替え 本部も新店舗に移転へ 宇都宮のかましん計画

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かましんが建て替えを計画しているカルナ駅東店=宇都宮市

 スーパーのかましん(宇都宮市ゆいの杜(もり)1丁目、若井禎彦(わかいよしひこ)社長)は宇都宮市宿郷3丁目の複合商業施設「カルナ駅東店」の建て替えを決めた。2020年11月をめどに新店舗をオープンする計画で、集客力を高めるとともに現在、同市ゆいの杜1丁目にある本部を同駅東店の新店舗へ移す。

 宇都宮中心部に本部を構えることで、若井社長は「宇都宮の地場スーパーという企業イメージをより強く印象付ける。将来の人材難を見据え、宇都宮で働きたいという人材獲得につなげたい」と話す。

 約1ヘクタールの敷地に建つ鉄筋コンクリート4階建ての自社物件で、04年にスーパーのカルナかましん駅東店が1階にオープンした。2階、3階には現在、衣料品などを扱うパシオスとダイソーなどがテナントとして入る。

 建物自体も築45年と老朽化しており、建て替えを決めた。現店舗は6月半ばにいったん閉め、来年2月までに取り壊す予定。「お客さまの利便性を高める」(若井社長)ため、建物や駐車場の配置を見直し、複合型商業施設を新設する。

 店舗や駐車場の規模は未定だが、売り場面積などは現状より広げ、同駅東店の売り上げを3割増やしたい考え。新店舗ができるまでの間、現従業員は近隣のかましん店舗に配置する。

 これに併せて、清原テクノ店(宇都宮市ゆいの杜1丁目)にある本部を、カルナ駅東店の新店舗へ移す。最大の狙いは人材獲得。新卒、中途を問わず、「宇都宮で働きたい」という就職意欲の取り込みを狙う。JR宇都宮駅東口に近接する好立地も売りに人材確保を進める。現本部は会議室などとして活用していく。

 現在、県内を中心に計20店舗を展開し、今秋には新たに宇都宮市駒生町にカルナかましん駒生店もオープンする。若井社長は「宇都宮市内のシェアを高めていきたい」と力を込める。