今週末は2日(土)は広い範囲で晴れて、行楽日和となる。3日(日)になると西から雨雲が広がってくるが、気温は高く、暖かな節分となりそうだ。
土曜日は広く行楽日和
2日(土)は大陸から高気圧が張り出してくるため、朝から晴れる所が多くなる。北陸以北の日本海側では午前中は広く雪が降るものの、午後になると次第に範囲は狭まり、夕方には止む所が多くなりそうだ。
ただ、晴れる所では湿度が低く、空気が乾燥する。2日(土)の予想最小湿度は仙台で35%、東京で23%、名古屋で33%、広島で39%など、各地で低くなる見通し。
火災が起きやすく、インフルエンザにも感染しやすくなるため、引き続き、注意が必要だ。
日曜日は天気下り坂 気温は高く4月並みも
3日(日)になると高気圧は東へ離れ、代わって低気圧が近づいてくるため、天気は下り坂に向かう。
九州では午前中から、その他の西日本でも午後には次第に雨が降りだし、北陸や北日本の日本海側でも夜には天気が崩れる見込みだ。
ただ、暖かい南よりの風が吹くため気温は高く、北陸や北日本でも雪ではなく、雨が主体となりそうだ。
日中の気温は全国的に3月から4月並みで、仙台は13℃、東京は15℃、九州では20℃近くまで上がる所もある見込み。
雨が降っても厳しい寒さはなく、特に晴れる時間が長い関東ではポカポカ陽気となりそうだ。
(気象予報士・多胡安那)