横浜で売春をあっせんか 県警が男女8人を逮捕

 売春をあっせんしたなどとして、県警生活保安課と伊勢佐木署は31日、売春防止法違反の疑いで、日本人とタイ人の男女8人を逮捕した。県警は、京急線日ノ出町-黄金町間の横浜市中区末吉町付近で、遅くとも約2年前から売春のあっせん行為を繰り返し、タイ人女性を紹介していたとみて調べる。押収資料などから1日平均40万円程度の売り上げがあったとみている。

 逮捕されたのは、タイ国籍で東京都台東区、自称飲食店経営者(61)と住所不詳、自称無職の男(58)の両容疑者ら。

 両容疑者の逮捕容疑は、昨年10月31日未明、横浜市中区末吉町1丁目の駐車場で、売春の周旋をした、としている。調べに対し、両容疑者は「一切していない」などと容疑を否認している。

 県警によると、無職の男らが路上で男性客に声を掛け、近くの駐車場で待機しているタイ人女性を売春相手として紹介していたという。

© 株式会社神奈川新聞社