【愛知県知事選】新人 榑松佐一氏 VS 現職 大村秀章氏

1月17日に告示された愛知県知事選には、共産党が推薦する新人の榑松佐一(くれまつ・さいち)氏(62)、立憲民主、国民民主、公明、自民党県連が推薦する現職の大村秀章氏(58)、の無所属2名が立候補しています。投開票は2月3日に行われます。
今回の選挙は大村県政の是非、2027年開業予定のリニア中央新幹線への対応などが主な争点と考えられます。

大型開発より教育・医療・福祉を優先する県政を。新人 榑松佐一氏

榑松氏は静岡県出身、名古屋大学理学部卒業、日本福祉大学大学院修士課程修了。大学卒業後に愛知県内の「めいきん生協(現 コープあいち」に就職し、外国人実習生支援、反貧困、原発ゼロ、奨学金改善、カジノNOなどの運動に参加しました。労働組合委員長を歴任し、現在は愛知県労働組合総連合議長、革新県政の会代表を務めています。

榑松氏は「誰もがふつうのくらしができる くらし第一の愛知県政へ転換」をスローガンに以下の政策を掲げました。

愛知県知事選 選挙公報

リニア・「産業首都」・ジブリパークを実現し人が輝く愛知を。現職 大村秀章氏

大村氏は愛知県碧南市出身、東京大学法学部卒業。農林水産省に入省し、徳島市部長、農協課、企画課課長補佐(総括)を歴任しました。1996年から衆院選に5期連続当選、経済産業大臣政務官、内閣府大臣政務官、内閣府副大臣(経済財政政策、地方分権改革、金融、多重債務者対策、再チャレンジ担当)、厚生労働副大臣、衆議院厚生労働委員会筆頭理事、衆議院決算行政監視委員会委員長などを歴任しました。2011年および2015年の愛知県知事選に連続当選。今回は3期目への挑戦となります。

大村氏は「日本一元気な愛知をつくり 日本の未来をつくる!」として以下の政策を掲げました。

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