学校に「セブン自販機」、生徒「おなかすいたら…」 横須賀

 育ち盛りの子どもたちの栄養補給を支えようと、横須賀学院(横須賀市稲岡町)の校内に、コンビニで扱う食品や飲料を購入できる自動販売機が登場した。

 1日から稼働しているのは、セブン-イレブン・ジャパン(東京)の「セブン自販機」。店舗の出店は難しいものの一定のニーズが見込めるオフィスや工場などに、2017年秋から設置を始めており、三浦半島では“初出店”となった。

 高さ約1.8メートル、幅約3メートルで、100アイテムを扱える。適切な温度帯で管理できるのが特徴で、おにぎりやサンドイッチ、野菜サラダなども提供。商品の運搬や補充、鮮度管理は近隣のセブン-イレブン横須賀本町2丁目店(同市本町)が担う。

 校内には以前、売店コーナーがあったものの、販売時間が限定されていた。これからは時間を気にせず利用でき、生徒らは「おなかがすいたら利用して、部活や居残り勉強を頑張りたい」と話している。

登場した自動販売機

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