【MLB】ハーパー&マチャド決着、カイケルはエンゼルス? 米記者が2月メジャー大予想

今後の動向が注目されるブライス・ハーパー、マニー・マチャド、ダラス・カイケル(左から)【写真:Getty Images】

トレード有力のリアルミュートはブレーブス入りか

 2月が始まり、日本球界では12球団が一斉にキャンプインした。メジャーでも、あと10日ほどでスプリングトレーニングがスタート。オフは残りわずかとなった。だが、FA市場を見ると、ブライス・ハーパーやマニー・マチャドら目玉選手がまだ数多く残る。キャンプイン前に大きな動きがありそうな予感もするが、MLB公式サイトでは「2月にあり得る6つの大胆予想」と題した特集を展開。その中で、ハーパー&マチャドは決着すると予想されているが……。

 メジャーで2月に起こりうる6つの出来事を予想したのは、MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンス記者だ。昨年は2月になってから、ダルビッシュ有投手(カブス)、JD・マルティネス外野手(レッドソックス)、エリック・ホズマー内野手(パドレス)の大型契約が立て続けに3件起きた。こういった“前例”を踏まえながら行われた大胆予想だが、その最初に飛び出したのは「ハーパーとマチャドがついに契約。でも、とんでもなく複雑になりだろう」というものだった。

 カストロビンス記者は自身の当初の予想通り、ハーパーはヤンキース、マチャドはカージナルス入りすると予想。だが、その契約内容はマリナーズと契約した菊池雄星投手を引き合いに出し、特に同じくスコット・ボラス氏を代理人とするハーパーのものは、より複雑化するだろうとした。

 続いては、「キンブレルは未契約のまま」であると予想。「今年はキンブレルが一番長く時間がかかると思う」としており、通算333セーブを誇る球界屈指のクローザーでも、しばらくは所属先未定で孤独なトレーニングを強いられる見通しを掲げた。

 この他には、トレード移籍が有力視されるマーリンズのJT・リアルミュート捕手はブレーブスに移籍、左腕ダラス・カイケルはエンゼルスと契約、ホワイトソックスがマーウィン・ゴンザレスと契約、と予想。そして6番目として、3月に日本で開幕戦を迎えるマリナーズは「キャンプ地に到着しても、選手は誰もスーツケースから荷ほどきをしないままにしておくだろう」とした。

 果たして、この6つの大胆予想のうち、いくつが現実のものとなるのだろうか。(Full-Count編集部)

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