ソフトバンク松田が“本多ノック”で特守 「13年一緒にやってきたから」

本多コーチのノックを受けたソフトバンク・松田宣浩【写真:藤浦一都】

三遊間ゾーン拡大へ「今まで健太に任せていた」

 ソフトバンクの松田宣浩内野手が2日、特守を行い、昨年まで同僚として一緒にプレーした本多雄一1軍内野守備走塁コーチのノックを受けた。

 全体練習後、松田と牧原大成内野手、西田哲朗内野手がサブグラウンドに登場。本多コーチの指示のもと、特守と走塁練習を行った。練習中も松田と本多コーチは絶妙な掛け合いを展開し、見守るファンを楽しませた。

 練習後は本多コーチのノックについて「良かったですよ。13年一緒にやってきたからね」とひと言。守備については「8回目のゴールデングラブ賞という目標がある。今までは(今宮)健太に任せていたところがあるけど、今年は三遊間ゾーンを広げたい」と語る。

 また、特守後の走塁練習では「盗塁20個、30個は無理があるけど、相手のスキを突いて次の塁を狙うということはできるので、そういう点で貢献したい」と意気込みを口にした。

 松田が三遊間ゾーン拡大を目指すことについて、工藤公康監督も「意識を持ってやることが何よりも大事。それが能力にもつながってくる」と大歓迎。本多コーチによる守備走塁の意識改革は、松田らベテランの動きも大きく変えていくことになりそうだ。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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