参院選野党統一候補、福井の1番手

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参院選福井選挙区に県内在住の40代女性を擁立するため交渉することで一致した4者協議=2月2日、福井県の福井市体育館

 夏の参院選福井選挙区(改選数1)で野党統一候補の擁立を目指す立憲民主党県連合、国民民主党県連、社民党県連合、連合福井による協議が2月2日、福井県の福井市体育館であった。国民県連が提示していた行政書士でタレントの新人女性(40)=東京都=の擁立は事実上見送り、県内在住の40代女性を出馬に向け交渉することで一致した。

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 協議は冒頭を除き非公開で行われ、終了後に国民県連の斉木武志代表、山本正雄代表代行が記者団の取材に応じた。斉木氏は「提示した女性擁立を降ろしたわけではないが、立民と共通の意中の人物を1番手に当たる」と述べ、山本氏も「まずは県内ということで、県外からの擁立は次善の策だった」と釈明した。

 山本、斉木両氏らによると、今回の協議では前回提示した女性の評価について意見交換。一部に県外出身に難色を示す声が出た。一方で立民、国民双方が接触していた県内女性は出馬を前向きに検討しているとの感触を得たため、これまでの協議を手戻りさせた上で一致結束し決断を促すのが適当と判断したという。

 4者は遅くとも1カ月以内にこの女性から最終結論を得る考え。このため、当初最終目標としていた6日の連合福井地方委員会での候補者公表はできない見通しとなった。

 一方、行政書士女性について斉木氏は「他県でも出馬の可能性は十分ある。候補者が決まっていない選挙区での擁立に向けた話を並行して進めてもらって構わないと党本部に伝えてある」と語った。

 参院選福井選挙区を巡っては、現職の滝波宏文氏(47)が自民公認で出馬を予定している。共産党県委員会も新人の山田和雄氏(51)の擁立を決めている。