アジアカップで優勝を果たしたカタール代表、準優勝ながら世代交代への糸口を見つけることのできた日本代表。どちらのチームにとっても悪いアジアカップではなかったはずだ。しかも、両チームにはまだ続きがある。
韓国『スポーツソウル』は「日本とカタールが羨ましい理由」と題して特集しているが、両チームは6月に行われるコパ・アメリカに招待国として参加することが決まっている。どんなメンバー構成で臨むとしても、この大会に出場できるのは大きい。
「カタールと日本の2019年はここで終わりではない。6月にコパ・アメリカがある。カタールはアルゼンチン、コロンビア、パラグアイと同組で、ワールドカップを戦う力があるか本格的に評価される。アルモエズ・アリやアクラム・アフィーフらカタールの宝石がどこまで通用するか気になるところだ。日本はウルグアイ、エクアドル、チリと同組で、ブラジルとアルゼンチンは回避したがこの3チームは日本から見れば手強い相手だ」
同メディアはこのように伝えており、参加するだけで貴重な経験になるのは間違いない。また同メディアは日本がベテラン選手を多くコパ・アメリカに招集するのではとの見方も示しており、アジアカップから顔ぶれが変わるのは間違いない。アジアカップ優勝、準優勝の2チームがコパ・アメリカに参加するのはアジア代表として実に自然な流れで、アジアのレベルが上がっているのか本格的にテストできる機会となりそうだ。