節分、伊達市内各所で豆まき、災厄ない一年願う

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 「節分」の3日、伊達市内の各地で豆まき行事が繰り広げられ、大勢の人が一年の平和と健康を祈った。寺社では参拝者が豆や縁起物を拾い集め、幸福を願った。(野村英史)

善光寺

 国指定史跡で蝦夷三官寺の一つとして北海道遺産に選ばれた伊達市有珠町の善光寺(木立大忍住職)で営まれた節分星祭祈願法要会では、約150人の参拝者が豆を拾い集め、無病息災を祈った。

 木立住職や厄年を迎えた福男、福女約60人が本堂から「福は内」「鬼は外」と声高らかに豆が入った小袋をまくと、一斉に参拝者が手を伸ばし、境内がにぎわった。福引き券が入った袋もあって、地元の企業らが提供した家具や米などの景品と引き換えていた。

大雄寺

 伊達家菩提(ぼだい)寺として知られる元町の大雄寺(奥村孝善住職)の厄除(よ)け大節分会では、大勢の市民が心願成就や商売繁盛を祈った。本堂で厄払いを祈願した後、勢いよく豆がまかれ、参加者は上着や帽子などを大きく広げて拾い集めた。

 境内の特設ステージに奥村住職や厄年を迎えた福男、福女などが上り、豆やお菓子などが入った小袋を力いっぱい放っていた。桃太郎が鬼退治をする寸劇もあり、盛り上がった。景品がもらえる引き換え券が入った袋は、家電製品や家具などが当たることから人気があり、境内いっぱいに集まった参拝者が競うように拾っていた。

【写真=福を求め集まった多くの人たちが手を伸ばした善光寺の豆まき(上)、大雄寺の大節分会で招福を願って豆をまく厄年などの参加者(下)】