きのう(3日)までの1週間、九州から沖縄にかけては気温の高い状態が続いている。この方面は、今後も気温の高い状態が続き、特に沖縄・奄美では、12日(火)頃からの1週間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる見込み。このため、沖縄気象台と鹿児島地方気象台は「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
一方、北海道はあす5日(火)以降、気温の低い日が多く、特に9日(土)からの1週間ほどはかなり低くなる見通し。このため、札幌管区気象台は北海道に「低温に関する異常天候気象情報」を発表して、農作物の管理や、水道管の凍結等に注意するよう呼びかけている。雪まつり期間や連休中と重なることもあり、特に北海道外からの移動は気温差に注意が必要だ。
本州も気温変化大
4日は暖かな空気が流れ込んだ影響で、関東南部から静岡県にかけては気温が20℃を超えた所がある。東京都心でも午後1時過ぎに気温が19.4℃まで上がり、4月中旬並みの陽気となった。ただし、夕方以降は気温が下がり北西の風も吹くため、昼間の暖かさはすっかり鳴りを潜める予想だ。
また、5日の東京の予想最高気温は10℃とこの時季らしい寒さが戻り、6日(水)は天気が崩れるため昼間でも気温がほとんど上がらず5℃前後で経過する可能性がある。7日(木)は晴れ間が戻り、東京では気温が再び15℃を超える予想で、これから数日間は気温の変化が大きい見通し。一方、連休中は強い寒気が流れ込む影響で、本州や四国、九州北部にかけて気温の低い状態が続きそうだ。