【ラ・リーガ】アルバがいない時はどうする?バルサの悩める左サイドバック問題

ラ・リーガ第22節でバレンシアと対戦したバルセロナは、2点ビハインドの中エースのリオネル・メッシのゴールで引き分けに持ち込んだ。依然としてリーグ首位をキープしているバルサだが、ここ数試合である課題が顕著に現れた。

【コパ・デル・レイ】信じられない逆転劇!バルサが大量6ゴールでセビージャを撃破!

先日のバレンシア戦でバルサのエルネスト・バルベルデ監督は、2月の過密日程に備えジョルディ・アルバをベンチスタートにし、代わってセルジ・ロベルトを左サイドバックに起用した。最近の公式戦ではアルバをベンチに置く采配が多く、コパ・デル・レイでは下部組織出身のファン・ミランダやネウソン・セメドを左サイドバックに配置している。

ポリバレント性のあるセルジ・ロベルトを起用したものの…

ただ、この判断が正しかったとは言い難く、コパ・デル・レイ準決勝1stレグで先発したセメドは、元々右サイドバックを主戦場としているため、真逆のポジションで四苦八苦しセビージャのパブロ・サラビアとヘスス・ナバスに好きなようにやらせてしまった。ミランダもまだファーストチームでのプレー経験が浅く、チームとの連携がうまくいっていない。右サイドバックにはセメドとセルジ・ロベルトのレギュラークラスの選手を二人抱えているため、応急処置的に左サイドに回しているが、次節のアスレティック・ビルバオが待つエスタディオ・サン・マメスでは、付け焼刃の戦術は通用しないだろう。

左サイドバックを主戦場としている選手が不足しているバルサ

© 株式会社SPOTV JAPAN