スールシャール絶賛はまだ早い! マンUを待つ魔のビッグマッチ”6試合”

マンUを指揮するスールシャール photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドの勢いが止まらない。ジョゼ・モウリーニョの下で大混乱に陥ったチームはオーレ・グンナー・スールシャールの手によって見事に復活し、今ではトップ4入りを狙えるところまできている。スールシャールは暫定監督という立場でスタートしたが、今では正式な指揮官へ任命すべきとの意見が多くなっている。

しかし英『Manchester Evening News』によると、クラブOBガリー・ネビル氏はまだ判断は早いと主張する。スールシャールの手腕は認めているものの、来季以降も指揮を任せるべきかはもう少し慎重に判断すべきとの考えだ。

「早すぎると思う。FA杯ではチェルシーとのアウェイゲームがあり、チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦もある。リヴァプール戦も控えているし、ここ5、6週間に大きなチャレンジがある。個人的には3月の終わりか、4月の初めがオーレの仕事を評価する適切な時期だと思う」

確かにここからマンUの日程は厳しくなる。12日にパリ・サンジェルマンとの1stレグを戦い、18日にはFA杯のチェルシー戦、そして24日にリヴァプール戦とビッグマッチが続く。3月に入っても6日にパリ・サンジェルマンとの2ndレグ、10日にアーセナル戦、16日にはマンチェスター・シティとのダービーマッチだ。3月の終わり頃に判断するというネビル氏の意見は妥当だろう。

ネビル氏も正式な指揮官になれる確率は高くなっていると評価しているものの、スールシャールは魔の2月と3月を切り抜けられるのか。これからが本当のテストとなりそうだ。

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