【ラ・リーガ】モラタの場面についてシメオネ監督が漢気回答「負けた後話すのはフェアじゃない」

アトレティコ・マドリードはラ・リーガ第22節でレアル・ベティスとの対決を迎え、0-1と敗戦。首位バルセロナに勝ち点差で離される手痛い敗北となったが、ディエゴ・シメオネ監督はキーポイントとなった二つの場面について漢気溢れる回答をし、一切の言い訳をしなかった。

【ラ・リーガ】ほろ苦いデビューとなったモラタ 疑惑のシーンではVAR使用されず

55分に、今冬アトレティコに加入したスペイン代表FWアルバロ・モラタがペナルティエリア内でベティスのモロッコ代表DFズハイル・フェダルと接触。一瞬ファールのように見えたが、笛はならずVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によるチェックも行われなかった。そして63分、今度はアトレティコのブラジル代表DFフィリペ・ルイスが自陣のペナルティエリア内でハンドがあったされPKの判定に。ベティスのセルヒオ・カナレスが沈め、このゴールが決勝点となった。

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試合後、疑惑のシーンについて記者から質問が飛び交うと、シメオネ監督は次のように回答した。「私は、負けた後にそのことについて話すのはフェアじゃないと思う。君だって見ていたはずだ。私はチームについて話したい。モラタと(アントワーヌ)グリーズマンの2トップはいくつかのチャンスを作ったが、解決策を見出すにはあと一歩足りなかった。モラタは重要なデビュー戦だったしね。今後も彼が貢献してくれるよう願っているよ。今節で良かったのは、バルサが引き分けに終わったことだ」。

試合後の言い訳を避けたシメオネ監督

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