世界のアート界からも注目されたKAT-TUN上田竜也のライブパフォーマンス

KAT-TUNの上田竜也が、世界的振り付け師ホフェッシュ・シェクター率いるダンスカンパニーの「ポリティカル・マザー ザ・コレオグラファーズ・カット」の日本公演で主演することが決まった。

公演開催国でのアーティストを主人公に起用するのは世界で初めての試み。ホフェッシュ・シェクターは2016年、トニー賞の最優秀振り付け賞にノミネートされ、世界が注目している。

上田はこうコメントしている。「ホフェッシュ・シェクターさんが過去のライブ映像などを見て即断で自分を選んでくれたと聞き、とても光栄でした。また何度も熱いオファーを頂いたことを知り、素直に嬉しかったですし、とにかく期待に応えたいという気持ちになりました」(PARCO STAGE公式サイトから)

なぜ、世界的振り付け師が上田に目をつけたのだろうか。

ジャニーズ事情通は「KAT-TUNのライブでの上田のソロ曲は個性的で独特な世界観のパフォーマンスを披露しています。特に2014年のライブ『come Here』でのソロ曲『ART OF LIFE』が超絶に個性的です。『AOL様』とファンの間でも呼ばれている作品なんです。赤いファーに派手な装飾の上着の下は裸。オープニングでは、ビンで人を殴りつけ、その殴りつけるビンの音でリズムを取り曲に入るんです。猟奇的で独特な世界観を体現しました。これがアート界で注目されたのです」と指摘する。

そして、まだ映像化はされていないが、昨年のライブツアー「CAST」でのソロ曲「World's End.」では上田の身長ほどもある刀を振り回して踊り、特効の派手な演出で、上田の世界観が前面に押し出されていた。Jr.をバックに従え、特効の中ガシガシと踊る上田。さすが〝君の名はラストサムライ〟と雑誌に特集されるほどだ。

最近では昨年末に放送されたフジテレビの「FNS歌謡祭第2夜」で歌ったKAT-TUNの「Ask Yourself」で見事な回し蹴りを見せた。

ファンはSNSで「こんなきれいな回し蹴り見たことない」「この回し蹴りを世界の人にもみてもらいたい」「その回し蹴りで倒されたい」と大絶賛していたが、世界の振り付け師も目をつけたわけだ。

「ボクシングで鍛え、ジャニーズ事務所でもトップクラスの身体能力などもあり起用されたのでしょうね」と前出事情通。

尚、公演はBunkamuraオーチャードホールで、4月6日~同11日の6日間行われる。(二浦誠)

*画像 イメージ

© 株式会社ジェイプレス社