きのうは(4日)は全国的に暖かな立春となったが、きょうは一転、寒さが戻ってくる。特に関東から北の地域を中心に気温はきのうより大幅に低く、再び冬の寒さとなる見通し。また、日中は広く晴れるものの、天気はゆっくり下り坂で夕方以降は雨や雪の降りだす所がありそうだ。
気温ダウン 関東以北は再び冬の寒さ
きのうは全国的に3月から4月並みの暖かさとなったが、けさは各地で冷え込んだ朝を迎えた。日中は東海から西ではきょうも3月並みの気温となるものの、関東から北の地域ではあまり上がらず、冬の寒さが戻ってくる。
最高気温は東京ではきのうより8℃以上低く、11℃予想。札幌でも大幅に下がって、再び真冬日となる見通し。寒暖差が大きくなるため、服装や体調管理に注意が必要だ。
晴天は長続きせず
きょうは本州付近に高気圧が張り出してくるため、日中は全国的に晴れる所が多くなる。北海道の日本海側では午前中から一部で雪の降るものの、そのほかは日本海側も含め日差しがありそうだ。
ただ、前線に近い沖縄では雨で、雷を伴って激しく降る所があるため、落雷や突風などに注意が必要となる。
また、そのほかの晴天も長くは続かず、天気は下り坂に向かう見通し。夕方以降は東北北部でも日本海側を中心に雪が降り出し、九州南部では夜から、九州北部や四国の一部でも日付が変わる頃には雨が降り出す見込みだ。(気象予報士・多胡 安那)