労災死者 昨年5人

室蘭労基署・予定外作業時、注意訴え

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 室蘭労働基準監督署がまとめた2018年(平成30年)の死亡労働災害の発生状況(速報値)によると、同署管内で起きた労災事故による死者数は、前年より1人少ない5人だった。今年はすでに1月、室蘭市内の工場で死亡労災が発生しており、同署は「危険源といかに距離を取るかなど予定外の作業への対策を、日ごろから検討してほしい」としている。

 事故の内訳は、「はさまれ・巻き込まれ」が2人と最も多く、「墜落・転落」「高温との接触」「交通事故」がいずれも1人だった。業種別では「製造業」と「建設業」がいずれも2人、次いで「官公署」の1人だった。

 日ごろの仕事内容と異なる、機械の保守点検や清掃などの非定常作業時に、死亡労災事故が増える傾向にある。山崎陽子署長は「非定常作業時の事故を防ぐため、連絡体制の強化と対策の共有を」と強調した。 (鈴木直人)