ネットの新番組「いいね!の達人」の配信が5日、YouTubeでスタートする。新番組は、芸能人が出されたお題をもとにSNSにネタを投稿し、「いいね!」の獲得数で賞品や賞金をゲットできるというもの。栄えある第1回は、2016年のR-1ぐらんぷり優勝者である、お笑い芸人・ハリウッドザコシショウと、翌年のR-1ぐらんぷり覇者のアキラ100%が出演。2人は事務所の先輩後輩で、ともに言わずと知れた「ハダカ芸」で大人気だ。
ルーレットで決定される2人へのお題は3つ。そのテーマに沿った面白ネタをTwitterに投稿し、制限時間内に合計「5000いいね!」獲得できれば豪華福袋を獲得。さらに「8000いいね!」到達で、お食事券3万円分を、「10000いいね!」達成で2人合わせて10万円分のエコ家電をゲットできるのだ。途中、いいね!の数が伸びない場合には、チャレンジタイムとして、知り合いの有名人にヘルプを頼む救済措置がある。
今回の収録場所は「高断熱高気密」を誇る次世代型省エネ住宅で、その名も「ZEH(ゼッチ)」。ZEHとは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス=Net Zero Energy House」の略で、環境省が推奨している地球温暖化防止への取り組み「COOL CHOICE」の一環として建設された建物で、現在、体験として一般宿泊者も募集中だ。
バラエティ番組や営業では常に“ほぼハダカ”の2人、この時期冷たい屋外での仕事でつらかった経験を聞くと、即座に「人間は寒いとヒザとヒジからだんだん色が青く変わってくる」と「凍傷アルアル」で答えたアキラ。「ボクの場合は、お盆がキンキンに冷えてしまってアソコが大変なことになるので(笑)、ストーブで一度温めてからステージに出ています」(アキラ)。「雨が降っているステージでネタやるときは地獄!靴履いて出ただけで『いつもと違う格好』と言われるし…」(ザコシショウ)。寒さが大敵なハダカ芸人にとって、今回のような高断熱の屋内での収録はまさに天国といったところか。
温かさに気をよくした2人は、短時間にネタを絞り出す。最初のネタはお風呂でアキラとザコシショウのお盆芸コラボ。アキラのお盆役となったザコシショウが湯船から飛び出すというネタだ。お盆ネタは続く。ドライヤーの風で空中に不安定に浮かせたピンポン球をお盆に見立てる決死芸「ドライヤー100%」を投稿。これには2人とも「あの短時間でよくできた。快心のデキ」と口を揃え、「往年の加トちゃん(加藤茶)ケンちゃん(志村けん)のコンビ芸を彷彿とさせそうなネタ」と胸を張った。
しかし、ネットの反応は思ったほどでもなかったようだ。伸びのゆるやかないいね!数に、チャレンジタイムを選択した2人。ある「フォロワー数10万オーバーの大物お笑い芸人」に、投稿をリツイートして拡散してもらおうと電話をかけたのだが…。
3つ目ネタは、ザコシショウの誇張シリーズで「誇張しすぎたZEH住宅!」。しかし、投稿するも反応はイマイチ。そこで、エキストラタイムとして4本目のネタを残り時間に投稿することが許された。急いで顔ネタを投稿するザコシショウ。果たして10000いいね!を獲得して賞品をゲットできたのか? YouTubeの新番組「いいね!の達人」でご確認を!
■YouTube「いいね!の達人」
■ハリウッドザコシショウ
■アキラ100%