辛口評論家として知られるポール・スコールズ氏が、イングランド4部相当のフットボールリーグ2に所属するオールダム・アスレティックAFCの監督に就任するようだ。今週中には発表があるという。
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マンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍したスコールズ氏。幼少の頃育ったオールダムAFCを指揮したいと考えており、EFL(イングリッシュ・フットボールリーグ)とFA(イングランドサッカー協会)の認可が下りれば、晴れて監督に就任する運びとなる。ただスコールズ氏はユナイテッド時代の同僚であった、ギャリー&フィルのネビル兄弟、ニッキー・バット、ライアン・ギグス、そしてデイビッド・ベッカムの"Class of 92"と共に5部相当のサルフォード・シティFCの筆頭株主であり、この事が1つの障壁に。EFL既定の第104条では、「同時期に同一リーグのクラブに関与してはならない」と記述されており、将来的に抵触する可能性がある。
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スコールズ氏がサルフォード・シティの株主を譲渡することは考えられないため、第104条に当てはまる場合はオールダムの監督しての権利をはく奪されることになる。今シーズンは別々リーグ且つ、FAカップでも敗退が決定しているので、該当となるのは来シーズン以降。なので、現時点でEFLやFAがこの問題をどれくらい考慮するか注目される。