安兵衛の遺徳しのぶ 新発田・長徳寺で命日の法要

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 赤穂四十七士の一人、堀部安兵衛の命日の法要が4日、出身地・新潟県新発田市の長徳寺で営まれた=写真=。安兵衛の顕彰団体「武庸(たけつね)会」の会員ら11人が遺徳をしのんだ。

 同会は2017年秋、安兵衛の墓がある東京・泉岳寺から分骨を受け、父親が眠る長徳寺に墓を建立した。四十七士が吉良上野介邸に討ち入りした12月14日には毎年義士祭を開いているが、墓の建立後初めて命日の法要を営んだ。

 長徳寺の住職がお経を上げ、一人ずつ手を合わせ、酒豪と伝わる安兵衛の墓前に酒を手向けた。武庸会の嶋谷次郎八会長(77)は「命日にお経を上げていただき、雲が晴れたような気持ちだ」と話した。