寒い北日本と暖かい西日本、寒暖の差が大きい東日本

6日(水)は、広い範囲で晴天をもたらした移動性高気圧が東に去り、日本の南岸を低気圧が東進する影響で西日本では朝から雨が降り、雨域は次第に東へ広がる見込みです。また、房総半島の南海上にできる小低気圧の影響で、東海や関東でも午前中から雨が降る見込みです。さらに、日本海北部に発生する低気圧の東進で、北海道、東北北部で夜には再び降雪が強まる見込みです。
今冬のこれまでの気温は、北日本では平年より低い日が多く、西日本は平年より高い日が多く、東日本は寒暖差が大きいものの、平均すると平年並みという特徴があります。
今週も周期的に寒気が南下してきますが、この傾向は同じです。

気象予報士・饒村 曜

画像について:2月の札幌、東京、福岡の最高気温の推移(6日以降は予想)

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