高橋克典も絶賛!「庶務行員・多加賀主水が悪を断つ」に原作者・江上剛が出演!

テレビ朝日系で2月10日放送のドラマスペシャル「庶務行員・多加賀主水が悪を断つ」(午後9:00)に、原作者の江上剛氏が出演することが明らかとなった。

同ドラマは元銀行マンという異色の経歴を持つ作家・江上氏の同名小説を原作に、ロビーで困っている客に対応したり、ATMの使い方を案内したりする、銀行の“雑用係”=庶務行員・多加賀主水(高橋克典)が、街の人々の心とお金を救う痛快ミステリー。2017年放送の「庶務行員・多加賀主水が許さない」に続くシリーズ第2弾となる今作では、「父親を銀行に殺された」と訴える小学生・山崎大樹(寺田心)と出会った多加賀が、一家の再生のために奔走し、事件の背後に潜む巨悪に対峙(たいじ)していく。

江上氏は以前、ドラマで銀行頭取役を演じたことがあるが、今回は医師役に初挑戦する。この役は原作には登場しないドラマオリジナルの登場人物となっており、江上氏は監督から演技指導を受けながら、処置を施すシーンや、多加賀に冷静に状況を告げる深刻なシーンを熱演した。撮影後には高橋から「先生、名演技でしたよ」と絶賛されたほか、銀行窓口・生野香織役を演じる夏菜からも、「全く緊張されていませんね」と感心されたことを明かした。

撮影を終えた江上氏は、「『ラストチャンス』(2018年/テレビ東京系)で味をしめたため、役者さんや監督さんたちには大変ご迷惑をお掛けしましたが、私としてはとても楽しい経験でした。医者という原作にはない役をいただき、演技指導もしていただき緊張しました。これからも自分の原作がドラマ化されたら出演しようと、ひそかに野心を燃やしています。役者にのめり込みそうです」とジョークを交え出演の喜びを語った。

また、第2弾の放送にあたり、「多加賀主水は市井のスーパーヒーローです。こんな人が身近にいたら心強いと思います。そして何よりも人々の絆が強くなり、温かい気持ちで暮らせるようになります。現在の問題をテーマにしているドラマですが、時代劇のように勧善懲悪で、皆さんの日頃のストレスをすっきりと発散してくれるでしょう。高橋さんが、私の望む多加賀主水像を見事に演じてくださっています。ぜひ長く愛されるヒーローに育てていただきたいと思います」と高橋に全幅の信頼を寄せいることを語った。

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