教職員のいじめも自殺要因

山口の高2男子巡り、県検証委

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 山口県周南市で2016年、県立高2年の男子生徒が自殺した問題で「県いじめ調査検証委員会」(委員長・堂野佐俊山口学芸大教授)が5日、教職員が「いじめに類する行為」をしたとする報告書を県庁で説明した。他の生徒のいじめなどに加え、教職員の行為もストレス要因となり自殺につながったと述べた。

 13年成立のいじめ防止対策推進法は児童や生徒の行為のみをいじめと定義し、教職員は含まない。このため報告書では「類する行為」とした。だが堂野委員長は実際はいじめに相当するとの考えを示し「将来的には大人が子どもにやってもいじめ、という概念が通じるのではないか」と話した。