全く新しいSUVモデルの誕生か
マツダは、スイス・ジュネーブモーターショー(GENEVA INTERNATIONAL MOTOR SHOW:2019年3月5日~3月17日開催)において、新世代商品第二弾となる新型SUVを世界初公開する。
現時点では次期「CX-3」「CX-5」といった具体的な車種の後継なのか、あるいは新規に誕生するモデルなのか、具体的な情報は明らかにされていない。ただしプレスリリースによると『マツダの新世代商品として、クルマに求められるすべての領域で「質」を飛躍的に高めた新型SUVをラインアップに追加する』とあり、ニューモデルである可能性が高そうだ。
SKYACTIV-Xなど新世代技術をふんだんに投入
マツダによると、新型SUVは深化した「魂動デザイン」に加え、人間の持つバランス能力を最大限に引き出すことを追求した新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」や、「SKYACTIV-X」をはじめとする最新のSKYACTIVエンジンシリーズを搭載する。SKYACTIV-Xは次期アクセラ(マツダ3)に搭載される圧縮着火技術で、ガソリンエンジンならではの伸びの良さと、ディーゼルエンジンのようなレスポンスの良さを併せ持つというマツダが開発に成功した新技術だ。
「ジュネーブモーターショー2019」マツダ出品一覧
■参考出品車:新型SUV[世界初公開]
■市販予定車:MAZDA MX-5 30th Anniversary Edition [欧州初公開]、新型MAZDA3 セダン
■市販車:新型MAZDA3 ハッチバック、MAZDA6(セダン/ワゴン)、MAZDA2、MAZDA CX-5、 MAZDA MX-5 RF
なおMAZDA MX-5(マツダロードスター)「30th Anniversary Edition」は、2019年2月にシカゴオートショーで世界初公開の30周年記念モデルで、ジュネーブショーでの披露が欧州初公開となっている。