連日ほぼ完売に 川崎産いちご使った大福が人気

 地産地消を進めようと、川崎市川崎区本町の和菓子店「東照(とうてる)」が市内産のイチゴを使った「プレミアムいちご大福」の販売を始めた。本店など計4店舗で1日20~30個しか作らない限定品で、ほぼ毎日完売するなど好評だ。

 幸区南加瀬の新堀智史さん(27)の農園で収穫されたえりすぐりのイチゴを週3回入荷し、北海道産の小豆で作った自慢のこしあんで包む。通常のいちご大福より大きく、従来品の1.5倍の1個432円で毎日販売しているが、午後2、3時ごろには店頭からなくなるという。

 岩瀬亘克社長は「生産者の顔が見える和菓子で、地産地消の一助になればと始めた。最初はこの値段で売れるかなと思いましたが、やはりいいものを求める方は多いのだと思います」と話す。春ごろまで販売予定。問い合わせは、同店電話044(244)5221。

人気の「プレミアムいちご大福」

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