鹿嶋で大会 五輪生かし地域づくり 市民参画、在り方探る

©株式会社茨城新聞社

東京五輪開催に向け議論を交わした鹿嶋市まちづくり市民大会=同市津賀

鹿嶋市まちづくり市民大会は3日、同市津賀の大野まちづくりセンターで市民ら約380人が参加して開かれた。「未来に生かそう!市民がつくるオリンピックレガシー」をテーマに、講演やパネル討論で来年に迫った東京五輪への市民参画について考えた。市、市教育委員会主催。

同市神向寺の県立カシマサッカースタジアムは東京五輪のサッカー競技会場の一つで、男女合わせて10試合程度予定されている。

基調提案では、高崎商科大特任教授の熊倉浩靖氏が五輪に向けた活動の目標を「オール鹿嶋での準備・活動」などと設定。市民提案事業の現実性を高める考え方などを示した。五輪開催は「まちづくりの突破口になる」とし「本番はこれから。新たな一歩を踏み出して」と市民を激励した。

パネル討論では東京都小平市職員の中田智久氏と萩元直樹氏、かしま環境ネットワークの岡田淳会長、市政策企画部の堀田博史部長が登壇。五輪への取り組みや鹿嶋での開催意義などについて意見を述べた。

中田氏と萩元氏は、五輪開催地ではない小平市に外国人観光客を呼び込む取り組みなどを紹介。岡田会長は「東日本大震災からの復興や地域の魅力を発信できる」と開催意義を強調した。堀田部長は「市民の皆さんと共創のまちづくりを進める事で職員もステップアップできる機会にしたい」と述べた。

大会では、まちづくり活動に長年貢献した個人・団体への表彰も行われた。(藤崎徹)

表彰者は次の通り。(敬称略)

◇善行賞▽個人 河本正志、光嶋久美子、佐藤潤治郎、立田通子、武藤みつ子、和田勉、小田一郎、中山保行、小松崎ゆかり、百々礼補、竹熊恵美子▽団体 なかの東地区社会福祉協議会、鹿嶋市食育クラブわかば

善行賞を受賞した鹿嶋市民ら