おにぎり形みそパンに抹茶クロワッサン… 地元店と共同で高校生開発

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 千葉商科大学付属高校(市川市、遠藤行巳校長)の生徒が、地元パン店と共同で新商品を開発した。パンなのにおにぎりの形でみそクリームを入れた変わり種と、抹茶クロワッサンにあずきやホワイトチョコを組み合わせた本格派の2種類で、16日から1カ月限定で一般販売する。 ...

 千葉商科大学付属高校(市川市、遠藤行巳校長)の生徒が、地元パン店と共同で新商品を開発した。パンなのにおにぎりの形でみそクリームを入れた変わり種と、抹茶クロワッサンにあずきやホワイトチョコを組み合わせた本格派の2種類で、16日から1カ月限定で一般販売する。

 開発に取り組んだのは商業科の2年生55人。在校生や保護者ら約900人へのアンケートを基に19の新商品案を考え、協力した市内のパン店「石窯パン工房サフラン北国分店」に提案。パン店による試作と生徒の試食を繰り返し、「おにみそパン」と「クレッセントムーン抹茶」の2案が完成にこぎ着けた。

 おにみそパンは、みそを練り込んだ米粉生地と、あおさや油揚げ入りの豆乳みそクリームを使い、おにぎりの形にしてノリも付けて焼き上げた。アンケートで和食好きの回答が多かったことから、ご飯とみそ汁を再現した斬新なパンだ。

 担当した林直輝さん(17)は「遊んだ部分もあったので、まさか選ばれるとは思わなかった。でも想像したよりおいしくてびっくりした」と完成を喜んだ。

 一方のクレッセントムーン抹茶は、抹茶味のクロワッサンに、北海道産大納言あずきとホワイトチョコを入れた2種類を用意。パン店の既存顧客に家族層が多いことから、あえて若者に人気の甘く柔らかいパンを提案し、異なる顧客層の獲得を提案した。

 「とてもおいしく、イメージ通りできた」と話した田中美羽さん(17)は、16日の発売日の販売実習にも参加予定で「他の商品よりもたくさん売れるように頑張りたい」と意気込んだ。

 試作・監修を受け持ったパン店オーナーの太田英美さん(42)は「想像していたより奇抜で斬新なアイデアがあり、今までとは違うパン作りができた。多くの人に食べてほしい」と来店を呼び掛けている。

 共同開発は、授業で学んだ商業の知識を実際に社会で活用してもらおうと企画された。