ペレットを使った 豊岡発の新ピザ窯「ペレ炉」

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豊岡から持ち運べるピザ窯開発に情熱を燃やす男性を取材しました。

1月31日に開かれた豊岡の新商品、新サービスをPRする合同プレス発表会。ここである画期的な新商品が発表されました。

その名も…

「日本初1人で運べる組み立て式本格ペレットピザ窯 ポータブルペレットグリルコンロ『ペレ炉』」

ペレ炉

間伐材や廃材、木くずなどでできる木質ペレットを燃料にしたピザ窯「ペレ炉」。庫内の温度は最大500度まで上がり約2分でピザが焼き上がります。

5月に発売予定で値段は8万6400円。通常ピザを焼く石窯よりも安価で手に入れることができます。

「ペレ炉」を開発したのは豊岡市内で建設業を営む川中建築の川中青児さん。仕事が少なくなる冬にペレットストーブを取り扱ったことがきっかけでした。

「ペレットストーブの販売だけですと、暖房というカテゴリーで、薪ストーブに次ぐ値段の高いものをいきなりお客様がチョイスするする状況にはないと」(川中さん)

木質ペレットを燃料を広く世間に知ってもらうため、川中さんがまず始めたのは、工事などで出る端材を使ったペレットの自社製作でした。
「一人で誰にも教えてもらえず、機械を回しては壊し、試行錯誤で、出来た瞬間には1人で叫んでいました」(川中さん)

ペレットづくりに約3年、次に取り掛かったのが新しいペレットの使い道となるピザ釜作りです。アウトドアで手軽に持ち運べ、一人で組み立てることができるのも石窯にはない特徴の一つです。

ピザ窯に取り付けた燃焼装置にペレットを入れ着火。石窯なら2~3時間かかるという予熱作業も「ペレ炉」なら30分程度で済むということです。

「上手く焼くまでにも本当に大変たくさんのピザを焼くことなって、1日にご飯がピザ2回ということもありました」(川中さん)

苦労したのは温度調整。ピザを置くプレートの高さを変えることで温度管理をすることに成功しました。ペレット開発から「ペレ炉」完成まで6年を費やした川中さん。その夢はまだ先にありました。

「色んな方がペレットの事をいろんなで調理機器を通して食べ物も燃料も地産地消っていうのがこの地域にとってどういうものなのかっていうのを知っていただけるような機会になればと思っています。」(川中さん)