冬の移籍マーケットが閉まって1週間以上が経ち、各クラブは来夏の市場に向けて再び動き出している。金銭面で節約が求められるACミランとアーセナルは、ポルトのアルジェリア代表FWヤシン・ブライミの争奪戦を繰り広げるつもりのようだ。
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ゼネラルマネージャーのレオナルド氏や戦略開発ディレクターのパオロ・マルディーニ氏が目標としているのが、ミランのUEFAチャンピオンズリーグ復帰だ。それを成就するため、1月には約7000万ユーロをかけて、ジェノアからポーランド代表FWクシシュトフ・ピオンテク、フラミンゴからルーカス・パケタを獲得。チャンピオンズリーグ出場圏内に入るため、積極的な補強を行った。
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さらに攻撃陣の強化として名前が挙がったのが、ポルトのブライミだ。アルジェリア代表の快速ウィンガーはポルトと今シーズンいっぱいで契約満了となるため、来夏にはフリーとなる。今季もチャンピオンズリーグで戦っている経験豊富な選手を獲得すれば、ミランにとって大きな戦力アップになるだろう。ただ、フリーでチームに招くことが出来るブライミに対して、アーセナルも熱視線を送っている。来夏の移籍市場で少ない予算でやり繰りしなければならないアーセナルにとってお買い得価格で獲れるブライミは、まさにうってつけの選手。両者にとって交渉時にどれほどイニシアチブを取れるかカギを握る。
